株式会社鳳コーポレーション

(株)鳳コーポレーション(資本金1000万円、大阪市中央区北久宝寺町3-6-1、代表清算人鈴木善教氏)は、12月5日開催の株主総会で解散を決議し、12月17日に大阪地裁へ特別清算を申請した。

申請代理人は石原真弓弁護士(大阪市北区中之島2-3-18中之島フェスティバルタワー27階、弁護士法人大江橋法律事務所、電話06-6208-1509)ほか。

当社は、2009年(平成21年)2月に、老舗準大手ゼネコン(株)鴻池組(大阪市)を中核事業会社とする持ち株会社、鳳ホールディングス(株)(大阪市)から新設分割される形で同社100%子会社として設立。鳳工業(株)(大阪市、ガス配管工事業)のほか、鳳興産(株)(兵庫県加東市、ゴルフ場経営)や、バブル期からの鳳ホールディングス・グループ内の不良資産・負債をグループ本業から分離し集約させていた鳳都市開発(株)(大阪市、不動産開発業)などの事業会社を傘下企業とする純粋持ち株会社で、2010年9月期の年収入高は子会社からの配当金収入により、約1億円を計上していた。

もともと、グループの資産・負債整理会社としての位置付けであり、約160億円(当時)の銀行借入金に対する利息負担などによって、同期では約1億2000万円の最終損失を計上。この間、2010年7月には鴻池組の資本増強策の一環として、当社子会社であった鳳工業の株式と鴻池組の優先株式を交換し、これにより鳳工業は鴻池組の完全子会社となるとともに、優先株式は最長7年間で償還することを決定していた。並行して、鳳都市開発が所有する不動産の売却を進めることなどで負債の圧縮を図ってきたが、2012年3月には鳳都市開発を、同年8月には鳳興産を外部に売却(売却後、2社ともに商号変更)。また、当社保有の鴻池組優先株が今年12月2日に前倒しで償還されたことから、主力銀行と協議のもと債権債務整理に一定のメドがついたとして法的整理による清算手続きをとることとなった。

負債は約103億円。

なお、鴻池組が当社に対して有する債権については2013年9月期までに全額引当済みであり、今後鴻池組、鳳ホールディングスおよび鳳工業の決算に与える影響は無い。