金井遠洋株式会社

金井遠洋(株)(資本金1000万円、釧路市入舟6-3-25、登記面=釧路市新富士町5-2-9、代表清算人塚田渥氏、)と、関係会社の朝日漁業(株)(資本金1000万円、同所、登記面=釧路市星が浦大通3-5-2、同代表)の2社は、10月23日に釧路地裁へ特別清算を申請した。

申請代理人は塚田渥弁護士(釧路市柏木町5-6、電話0154-41-1000)。

金井遠洋(株)は、1984年(昭和59年)5月に金井漁業(株)(釧路市入舟6-3-25、現・金井マリーン(株))の100%出資会社として設立された巻き網漁業者。近年は4隻からなる1船団でイワシ・サバ・カツオ漁を主力に操業し、2001年12月期には年売上高約20億5500万円を計上していた。

しかし、近海まき網は採算性が悪く、2003年12月に撤退。その後は1隻による海外まき網漁業に営業を縮小し、南太平洋中心のカツオ漁を中心としていたが、2005年12月期の年売上高は約7億9400万円にまで落ち込み、損益面は漁船の償却負担もあり赤字計上を重ねていた。

朝日漁業(株)は、1967年(昭和42年)10月に金井漁業(株)の100%出資会社として設立された底引き網業者。北方トロール(底引き網漁業)と洋上すり身の製造を続け、2005年12月期には年売上高約13億5000万円を計上していたが、漁船の償却負担などから赤字計上を重ねていた。

このため、2006年6月に金井漁業(株)(現・金井マリーン(株))と金井遠洋(株)、朝日漁業(株)の3社は「私的整理に関するガイドライン」に基づく金融支援を取引金融機関3行から受け、漁業部門は今年8月設立の新・金井漁業(株)(釧路市入舟6-3-6、代表中山宗基氏)に10月2日吸収分割され、金井遠洋(株)と朝日漁業(株)は10月4日に解散していた。

負債は金井遠洋(株)が約124億円、朝日漁業(株)が約37億円で、2社合計約161億円。