株式会社福郷

(株)福郷(資本金1000万円、白河市板橋戸立石31-1、代表木下晴之氏、従業員3名)は3月18日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管材人は森順子弁護士(東京都文京区本郷7-2-5 平清ビル6階、森・清水法律事務所、電話03-6801-6482)。

当社は、1969年(昭和44年)7月に長生興産(株)の商号で魚介類の養殖、ゴルフ練習場の経営を目的に設立された(74年12月に養殖業は廃業)。その後、92年9月に福島県西白河郡にゴルフ場「ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部」(18H)を開設してゴルフ場経営にも乗り出し、ピーク時の96年5月期には年収入高約13億8200万円を計上していた。

その後、景気低迷の長期化から2001年同期の年収入高は約9億9200万円に落ち込み資金繰りが悪化、先行きの見通しが立たないとの判断から2003年3月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた(2006年10月再生手続き終結)。再生手続き開始決定後は、「ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部」の運営に特化し、再生手続き終結後の2007年には現商号に変更および現地に本店を移転して業績回復に取り組んでいた。

しかし、2011年3月に発生した東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の影響により、来場者の減少を強いられるなど業績の回復に至らず、2014年6月期の年収入高は約2億1100万円、当期純損失1770万円と苦しい経営状況が続き、3月10日に営業を停止し、東京地裁へ自己破産を申請していた。

負債は債権者約529名(うちゴルフ会員約407名)に対して約33億3000万円。