株式会社琴引フォレストパーク

(株)琴引フォレストパーク(資本金5213万円、飯石郡飯南町佐見1151、代表清算人松原三朗氏)は、6月30日開催の株主総会で7月14日の解散を決議し、松江地裁へ特別清算を申請していたが、10月3日に特別清算開始決定を受けた。

当社は、頓原町(現・飯南町)の要請を受け、大手建設会社などが出資した第三セクターのスキー場経営会社として、1987年(昭和62年)12月に設立された。スキー場は6コースを備え、最新式の人工造雪機を導入し、集客に努めたものの、標高が低く営業可能期間が短いことやコースが狭いことなどから、当初から大幅赤字が続いていた。目標とした集客数には及ばず、97年3月期の約7万7000人をピークに客足は低迷していた。この間、山荘やログハウス、レストランの経営を開始したが、客足の減少に歯止めがかからず、最近では2万人台にまで落ち込んでいた。経営難から存廃の議論が重ねられ、今回の措置となった。

なお、飯南町は、スキー場などの存廃について、指定管理者制度による継続を決め、現在は「飯南トータルサポート」が運営にあたっている。

負債は約31億4200万円。