株式会社沖縄うみの園

(株)沖縄うみの園(資本金5000万円、中頭郡読谷村儀間310-1、登記面=中頭郡読谷村高志保1040、代表豊野雅弘氏)は、1月18日に那覇地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

申請代理人は阿波連光弁護士(那覇市前島2-9-13、電話098-941-0660)など。

当社は、1985年(昭和60年)6月、米軍の旧ボーロー飛行場跡にホテルやレストラン、文化施設を建設することを目的に(株)國和ミサワの商号で設立。88年10月に現商号へ変更した。地場大手ゼネコンの関係会社として、92年10月に沖縄の大交易時代に冊封使が宿泊した天使館、武家屋敷などを再現したリゾート施設「南海王国・琉球の風」をオープン。NHK大河ドラマ「琉球の風」のメインロケ地として使用された。その後も、施設内には10階建てのホテルをオープンし、同ホテルの海浜でマリンレジャーの運営も行っていた。

しかし、リゾート施設は不振が続いていたことから、99年に読谷村に無償譲渡。金融機関からの借入金は整理回収機構に移管され、マリンレジャーの運営も停止し、事業を不動産賃貸業に絞り込んでいた。整理回収機構が保有する債権と当社株式を買収した外資系企業の傘下で経営再建を図っていたが、近年の年収入高は1億8000万円前後で推移。収益改善と大幅な債務超過の解消の見通しが立たないことから、今回の事態となった。

負債は約179億円。