株式会社東京シテイークラブ

会員制プライベートクラブ「シティクラブ・オブ・東京」を経営する(株)東京シテイークラブ(資本金1億円、東京都港区赤坂7-3-38、代表ウィレム・ペンタマン氏)は、1月20日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は大貫裕仁弁護士(東京都港区赤坂1-12-32、電話03-5562-9013)。

当社は、1989年(平成元年)12月に設立された会員制プライベートクラブ経営会社。経営する「シティクラブ・オブ・東京」は英国式のクラブにならったもので、クラブにはラウンジのほか和洋の食事ができるダイニングバーをそなえ、大手企業や幹部、中小企業の社長、芸能人やスポーツ選手といったVIP約1500人を会員に抱えて、プライベートや接待で利用されていた。また、非会員にも週末のブライダルなどパーティー利用で開放するなど2003年12月期には年収入高約17億円をあげていた。

ところが、当時役員の兼務があるなど兄弟会社的存在だった(株)東京キャピタルクラブ(港区、2006年2月破産手続き開始決定)が、年会費を徴収した翌月に倒産したことなどから、一部同社会員が被害者連絡会を結成するなど問題化。同社と当社を実質一体と見ていた会員もおり、一部会員はその後の当社での利用を控えるなど同社倒産の影響が当社にも及んでいた。

その後も「シティクラブ・オブ・東京」は営業を継続、2009年10月にはパシフィックゴルフマネージメント(株)(東京都港区)と双方の会員の相互利用を可能とするパートナーシップ契約を締結(その後1月8日で契約解除)していたが、こうしたなか、今年に入り突如休業する旨の張り紙を掲示。前後して当社と管理業務契約を締結しているCCA MANAGEMENT B.V.社(海外)は一部会員に対し、クラブ施設の賃貸料の削減交渉が不調に終わったこと、12月18日に施設オーナー側が申し立てていた賃料未払いによる賃貸借契約の解除を認める判決が下されたことから、当社との管理業務契約が終了する旨を通知。クラブ運営が実質的に継続不能となったことを明らかにしていた。

負債は約37億円。