奈良グリンピア株式会社

奈良グリンピア(株)(資本金1000万円、大阪市中央区北浜2-3-9、代表大谷全男氏)は、5月14日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同月29日に同地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。

申請代理人は大石武宏弁護士(大阪市中央区北浜1-8-16、電話06-6202-9548)。破産管財人は浜本光浩弁護士(大阪市北区堂島浜1-4-16、電話06-6346-2970)。

当社は、1988年(昭和63年)5月にゴルフ場の開発、運営を目的に奈良県高市郡で設立。設立当初はゴルフ場運営会社の100%子会社として奈良県高市郡で「バードヒルゴルフ倶楽部奈良高取町まほろばコース」の開発を手がけ、用地買い付けなどを行っていた。

しかし、ゴルフ場建設に対する地元住民の反対運動により開発事業は難航し、その後も資金調達難から用地の買い付けが思うように進まず、開発計画は頓挫。開発資金を金融機関や関連会社からの借り入れで賄っていたため金融債務は重く、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。その後も資産売却などを進めていたが、先行きの見通し難から2000年12月に事業を休止し、2009年1月に現所へ移転していた。

なお、福岡県でゴルフ場開発を手がけていた関連会社の宗像総合開発(株)(資本金2000万円、同所、同代表)も、同日破産手続き開始決定を受けている。

負債は奈良グリンピア(株)が金融債務102億円を中心に約106億4600万円、宗像総合開発(株)が約28億1600万円で、2社合計で134億6200万円。