三協油脂株式会社

三協油脂(株)(資本金3000万円、熊本市蓮台寺5-6-10、代表宮本紀一郎氏、従業員53名)は、10月29日に熊本地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は大森剛弁護士(大阪府大阪市北区西天満4-3-25 梅田プラザビル4階、弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所、電話06-6364-2764)ほか2名。

当社は1916年(大正5年)6月創業、71年(昭和46年)7月に法人改組した合成洗剤製造業者。「うず潮」や「ネオホワイト」などのブランド名で台所用および洗濯用洗剤の製造を行い、県内外のスーパーやホームセンターへの販売を行っていた。さらに2007年11月からは大手小売チェーン店PB商品の製造受注を開始するなど、業況は拡大推移をたどり、ピーク時となる2010年2月期には売上高約33億2400万円を計上していた。

しかしながら、大手小売チェーン店向けの受注については利幅の薄い取引を強いられ、加えて生産能力を拡大するための設備投資により金融債務も重く、自力での再建見通しが立たず今回の措置となった。

負債は約37億円。

なお、現在事業は継続されているが、今後については別会社に営業譲渡する予定である。

また、11月4日14時より崇城大学市民ホールにて債権者説明会を開催予定。