ホテルリゾネックス名護株式会社

ホテルリゾネックス名護(株)(資本金1000万円、名護市山入端247-1、代表小橋川聡氏)は7月13日に那覇地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は後藤孝典弁護士(東京都港区西新橋1-5-11、虎ノ門後藤法律事務所、電話03-3591-7377)。

当社は、2002年(平成14年)9月に設立したホテル経営業者。名護市内のリゾートホテル「ホテルリゾネックス名護」(本館・141室、東館・56室)と那覇市内のシティホテル「ホテルリゾネックス那覇」(84室)を運営。2011年2月に本館隣接地に「ホテルリゾネックス名護東館」を約10億円投じて建築したほか、2014年3月には那覇市内のホテルを約8億円で買収し、同年9月に「ホテルリゾネックス那覇」としてオープンしたため業績は伸びており、2018年3月期の年収入高は約16億5000万円を計上していた。

しかし、設備投資に係る金融債務や、事業分割の際に引き継いだ簿外債務が重荷となり、今回の措置となった。

負債は約48億円。

なお、現在も営業は継続中で、取引先に対する債権者説明会を7月20日に開催する予定。

特殊精砿株式会社

特殊精砿(株)(資本金1億円、登記面=名古屋市守山区八剣2-1506、代表清算人中村典之氏)は、6月21日、名古屋地裁より特別清算開始命令を受けた。

当社は、1972年(昭和47年)6月創業、77年(昭和52年)4月に設立。当初は採石業を主業としていたが、事業規模が縮小するのに伴い観光事業に参入。1990年代に入り長野県木曽郡内でドライブインや飲食店の経営に着手する一方、97年には採石跡地の有効活用も兼ねて大型投資を行って温泉ホテル「ホテル木曽路」を建設、以後同ホテルの営業を中心に展開してきた。

リゾートタイプの同ホテルは地元では高い知名度を有し、2014年3月期には年収入高約15億6000万円を計上。しかし、従前の借入金負担が重く、新たな設備投資が難しかったうえ、同年9月に発生した御嶽山の噴火により集客面で影響を受けるなど、業績は伸び悩んでいた。こうした中、ホテル事業の抜本的な再生を目指し、2018年1月には会社分割を行いホテル事業を譲渡したうえで、株主総会の決議により3月31日に解散していた。

負債は2017年3月期末時点で約33億5600万円が計上されているが、その後変動している可能性がある。

なお、「ホテル木曽路」は現在、大江戸温泉物語グループ(株)(東京都中央区)のもとで8月のリニューアルオープンに向け準備が行われている。