株式会社ソリッドアコースティックス

(株)ソリッドアコースティックス(資本金18億1800万円、港区三田3-5-27、代表川上巌氏)は、12月11日に(株)ソリッドグループホールディングス(東証2部、旧商号ライブドアオート)から東京地裁へ破産を申し立てられた。

当社は、2001年(平成13年)12月に設立。「SIKKIM」「ASSAM」などの自社ブランドの十二面体スピーカーの製造、販売を手がけていた。また投資事業にも進出し、2007年1月には(株)ソリッドグループホールディングスを株式公開買付けにより傘下におさめ、2007年3月期には年売上高約9400万円をあげていた。

しかし、人件費の増加、本店移転に伴う移転費用、またM&A実施による各種経費の増加も加わって2007年同期には約51億9600万円の大幅な赤字を計上。約26億1000万円の債務超過に転落するなど財務内容が急速に悪化、継続企業の前提に関する重要な疑義が注記されていた。また、(株)ソリッドグループホールディングスを買収した際、買収資金として同社の現金約120億円と株式を担保にリーマン・ブラザーズ証券から約150億円を調達したが、返済のメドが立たず、多額の債務が経営上の大きな問題となっていた。

こうしたなか、債務超過の解消が望めないこと、また当社により子会社の売却が進められていたことに対し、これ以上の資産の散逸を避けるため、ソリッドグループホールディングスが当社の破産を申し立てた。

負債は2007年3月期末時点で約340億6700万円。