サンケイ建設株式会社

サンケイ建設(株)(資本金3000万円、鹿児島市薬師1-2-4、代表碇山学氏、従業員35名)は4月30日に事業を停止し、5月1日に鹿児島地裁へ自己破産を申請した。

申立代理人は染川周郎弁護士(鹿児島市下荒田2-25-15、電話099-256-9922)ほか3名。

当社は、1972年(昭和47年)3月に法人改組した土木工事業者。当初は水道工事などが主体であったが、85年に現在の株主が買収し現社名に変更以降は橋梁工事などの土木工事主体に移行していた。県内では公共工事などの実績を残していたが、主工事現場は県外が主体であり大手ゼネコンを中心とした受注状況であった。2008年9月期には年売上高約16億3600万円を計上し、業績自体は安定した形であったが、2008年11月には主力得意先となる県外ゼネコンが会社更生法の適用を申請。これによる不良債権の発生から動向が注目されていた。その後も県外ゼネコン発注の県外での橋梁工事を主体とした展開が続き、2010年9月期以降はコンスタントに年売上高20億円台を計上していた。

しかし、外注経費などが嵩み収益性に欠ける状態が続き、金融機関からの資金調達も限界に近いなか資金繰りはタイトな状態が続いていた。こうした中、一時30億円近くにまで伸びた年売上高も2012年9月期は約22億1700万円の計上に留まった。更に今期に入っても受注状況は改善せず4月末の決済も厳しい状況にあったことから、自力での再建を断念し今回の措置となったもの。

負債は約33億円が見込まれる。