株式会社エイチ・エヌ・ティー

(株)エイチ・エヌ・ティー(資本金9650万円、渋谷区渋谷2-12-19、代表西岡一彦氏、従業員33名)は、10月24日に東京地裁へ自己破産を申請、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は岡正晶弁護士(千代田区丸の内2-4-1、電話03-3212-1451)。

当社は、1988年(昭和63年)10月創業、1991年(平成3年)10月に法人改組した。当初は、傘袋自動装着装置の販売を目的としていたが、その後、休眠状態を経て、99年4月に駐車場設備の販売を目的に事業を再開。2002年8月には、東証・大証1部上場の(株)イチネン(大阪市淀川区)から出資を得て同社連結子会社となったが、2004年8月に資本提携を解消。2005年4月には、マザーズ上場の(株)アイ・シー・エフ(現商号=(株)オーベン)が、当社株式100%を取得し、連結子会社となっていた。2005年2月期(6ヵ月の変則決算)にはコインパーキング事業に特化し、ミニ駐車場設備の販売74.6%、駐車場経営・管理9.3%、自社運営駐車場の一括賃貸16.1%の売上比率で、売上高約35億8000万円をあげていた。

しかし、2006年2月期は、親会社及び当社の監査法人から売り上げの計上方法の見直しを求められたことなどから年売上高は約28億4000万円へ大幅に減少。約2億2200万円の経常損失、約5億9100万円の当期損失を計上し、債務超過に陥っていた。9月15日付で本店を大阪市北区から現所へ移転していたが、このまま事業を継続した場合、当社および親会社のオーベンの損失が拡大するおそれがあるとして、破産による措置となった。

負債は約39億7000万円。