株式会社ブルームインターナショナル

(株)ブルームインターナショナル(資本金5500万円、港区南青山3-1-30、代表杲田〈こうだ〉康平氏ほか1名、従業員18名)は、1月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日付で監督命令を受けた。

申請代理人は大場寿人弁護士(千代田区内幸町2-1-4、電話03-3500-2922)ほか3名。監督委員は澤野正明弁護士(千代田区丸の内2-2-2、電話03-6212-5500)。

当社は、1986年(昭和61年)11月設立。若年層をターゲットとした自社ブランド「BLOOM」等をはじめとするアクセサリー商品の企画や国内外からの仕入れを行い、グループの販売会社向けに販売。2008年2月期には年売上高約25億1400万円をあげていた。

しかし、近年は東日本大震災や地金・為替相場の変動の影響を受けていたほか、グループ不採算店舗の閉鎖などを進めたことで、2012年2月期の年売上高は約16億8000万円にダウン。近時はグループで全国約140の商業施設においての小売店展開となっていたが、年商を上回る借入金が収益を圧迫。返済が困難となり、自主再建を断念した。

負債は債権者約50名に対し約34億円。

なお、民事再生法の適用を申請したのは、当社グループのうち、当社のみであり、店舗運営を行う販売会社は、法的整理を行っていない。

ソフトウェア生産技術研究所株式会社

ソフトウェア生産技術研究所(株)(資本金1000万円、江東区潮見2-10-24、代表清算人甲斐隆文氏)は、1月18日に東京地裁から特別清算開始決定を受けた。

当社は、1994年(平成6年)10月に設立されたシステム開発会社。創業時の代表者にもなった根来文生氏が長年にわたって研究開発してきた独自のソフトウェア開発方法論である「Lyee(リー)」を事業化すべく、旧・カテナ(株)(現・(株)システナ、東証1部)およびグループ会社の出資を得て設立された。旧・カテナ(株)の連結子会社として、親会社とともに共同で事業化を進める一方、同社の受注システム開発の外注先としての業務を中心に事業を展開し、2001年3月期には年収入高約7億9700万円を計上していた。

しかし設立以来、多額の開発投資負担が重荷となり毎期欠損計上を続け、2004年3月期の年収入高は約2億円にとどまっていた。この間、親会社がLyee事業計画の見直しを進め、同事業からの撤退を表明。2010年3月末時点で事業を休止するなか、同年8月30日開催の株主総会の決議で解散していた。

負債は約96億4700万円。

ただし、債権については2005年3月期に旧カテナ社において全額引当て済であるため、システナの損益への影響はない。

小野ホールディングス株式会社

小野ホールディングス(株)(資本金1000万円、福井市宝永4-3-1、登記面=東京都港区高輪2-15-21、代表小野光太郎氏ほか1名)は、1月25日に東京地裁より会社更生手続きの開始決定を受けた。

管財人は新保克芳弁護士(東京都中央区日本橋3-2-9、電話03-3242-1781)。

当社は、2005年(平成17年)6月に設立。グループ総帥の小野光太郎氏のもと地方の一大企業勢力へと発展した「小野グループ」各社に対する経営指導を行う持株会社。傘下企業には、アルミ加工品製造を手がけるワシ興産(株)(福井市)、ワシマイヤー(株)(福井市)、壽工業(株)(製材業、栃木県下都賀郡)、ジャスダック上場のローヤル電機(株)(東京都港区)などの事業会社を傘下に有し、2011年12月期には年収入高約1億2500万円をあげていた。

こうしたなか、昨年10月26日に「小野グループにおいて、巧妙な方法を用いて多額の粉飾決算のほか、残高証明・当座取引計算書等まで偽造する悪質性の高い行為があった」などとして、ワシ興産(株)、ワシマイヤー(株)、(株)アサヒオプティカルの3社が福井銀行より東京地裁へ会社更生法の適用を申し立てられる事態が発生(同3社は11月16日に更生手続き開始決定を受けた)。これを受けて小野ホールディングス傘下の事業については裁判所の監督下での処理・再生をはかることが妥当であるとして、今回の措置となった。

負債は2011年12月末時点で約67億1174万円。

三津田開発株式会社

2012年12月14日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請した三津田開発(株)(資本金1000万円、三木市志染町三津田1525-8、登記面=神戸市中央区加納町4-10-21、代表瀧川博司氏)は、1月18日に再生手続き開始決定を受けた。

再生債権届け出期間は3月4日までで、債権の一般調査期間は4月9日から4月23日まで。なお、再生計画案の提出期間は5月31日までとなっている。

当社は、1985年(昭和60年)7月に設立されたゴルフ場経営業者。神戸財界の有志を株主に連ねた名門コースとして知られ、メンバー募集は2001年の一般公募まで縁故に限られていた。89年10月にオープンした東広野ゴルフ倶楽部(18ホール)は、神戸市中心部からのアクセスも良く、2012年9月には男子プロゴルフトーナメント「パナソニックオープン」が開催されるなど、これまでにも度々プロゴルフトーナメントで使用され、99年3月期には年収入高約11億円を計上していた。

2009年7月には20周年の会員特別募集を実施し、期間終了を待たずに定員に達するなど依然として人気を維持していたものの来場者数は落ち込み、2010年3月期の年収入高は約4億7000万円、赤字計上を余儀なくされていた。

近年においても5億円を割り込む年収入高のなか、預託金を外貨での運用に充てていたため、リーマン・ショック後には毎期損失が発生し、資金繰りが悪化していた。

さらに預託金返還請求が高水準で続き、5億円とされる預託金返還も応じられない状態となり、今回の措置となった。

負債は債権者約754名に対し約110億1500万円。