協栄観光株式会社

11月10日付けで事後処理を弁護士に一任していた協栄観光(株)(資本金5480万円、糸魚川市大野1161、代表木島允氏)は、15日に新潟地裁高田支部へ自己破産を申請した。

申請人代理人は齋藤晴太郎弁護士(東京都渋谷区恵比寿南1-1-12 フロンティア恵比寿6階、齋藤総合法律事務所、電話03-5725-3825)ほか2名。

当社は、1989年(平成元年)4月にホテル経営を目的に設立。グループ企業の敷地内で温泉が採掘され、この有効利用のため設立された経緯がある。91年12月に温泉リゾートホテル「ホテル糸魚川」(71室)をオープン。糸魚川市では初の温泉とプールを備えたリゾートホテルとして知られていた。

しかし、開業して間もなくバブル経済が崩壊、以降の景気の低迷によって当初の売上計画を達成することができず長年不採算が続き、98年3月には金融機関からの借入金について代位弁済をしてもらう一方、99年から大手ホテル経営業者から支援を受け再建に取り組んできた。

経費の抑制などに注力し、2010年3月期の年収入高は約5億1800万円を計上していたが、その後も借入金の返済負担は重く大幅な債務超過が続いていた。多忙な運営を余儀なくされるなか、今年1月にはホテル建物が競売となり、7月15日には営業を終了していた。

負債は2011年3月期末で約56億3100万円。

セントラルビル株式会社

セントラルビル(株)(資本金1000万円、横浜市中区山下町23、代表平林長造氏、従業員60名)は、11月11日に横浜地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

申請代理人は佐藤嘉記弁護士(横浜市中区太田町2-32、電話045-641-4142)ほか1名。監督委員は立川正雄弁護士(横浜市中区本町1-3、電話045-664-9115)。

当社は、1958年(昭和33年)8月に設立。当初は貸しビル業を主体に営業していたが、70年にゴルフ場を買収し、以後はゴルフ場運営に業種を転換。運営するゴルフ場は64年11月に開場、(株)成田カントリークラブにより運営されていたが、68年3月に事業停止を余儀なくされたため、当社が買収し「総成カントリー倶楽部」に改称し営業を再開した。東関東自動車道・成田ICより5キロ程と、都心からのアクセス条件に恵まれ、女子プロゴルフ大会が開催されるなど知名度を有し、2008年3月期には年収入高約8億5000万円を計上していた。

しかし、最近では景気後退による個人消費の冷え込みや、企業の経費削減による煽りを受け、利用者数や一人当たりの利用単価が共に減少傾向で推移、ビジター利用客の積極的取り込みに努めたものの奏功せず、2011年3月期の年収入高は約7億5000万円に減少していた。さらに、東日本大震災の影響で収益が悪化、預託金の償還への対応も限界に達していた。このため、公平な弁済と会員のプレー権を確保することを目的に民事再生法による再建を目指すこととなった。

負債は、預託金を中心に約62億8200万円。

協栄観光株式会社

協栄観光(株)(資本金5480万円、糸魚川市大野1161、代表木島允氏)は、11月10日付けで事後処理を田中利生弁護士(東京都渋谷区恵比寿南1-1-12、電話03-5725-3825)ほかに一任、早ければ11月15日にも自己破産を申し立てる予定。

当社は、1989年(平成元年)4月にホテル経営を目的に設立。グループ企業の敷地内で温泉が採掘され、この有効利用のため設立された経緯がある。91年12月に温泉リゾートホテル「ホテル糸魚川」(71室)をオープン。糸魚川市では初の温泉とプールを備えたリゾートホテルとして知られていた。

しかし、開業して間もなくバブル経済が崩壊、以降の景気の低迷によって当初の売上計画を達成することができず長年不採算が続き、98年3月には金融機関からの借入金について代位弁済をしてもらう一方、99年から大手ホテル経営業者から支援を受け再建に取り組んできた。

経費の抑制などに注力し、2010年3月期の年収入高は約5億1800万円を計上していたが、その後も借入金の返済負担は重く大幅な債務超過が続いていた。多忙な運営を余儀なくされるなか、今年1月にはホテル建物が競売となり、7月15日には営業を終了していた。

負債は2011年3月期末で約56億3100万円。

株式会社モンスター・ナイン

(株)モンスター・ナイン(資本金3億5000万円、港区麻布台1-9-10、代表樋口潮氏)と関係会社の(株)デジタルナイン(資本金5000万円、同所、同代表)は、11月11日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は北川秀二弁護士(千代田区平河町1-2-2、電話03-3239-7175)。債権届け出期間は12月16日までで、財産状況報告集会期日は2012年3月12日午後1時30分。

(株)モンスター・ナインは、2005年(平成17年)2月に設立され、テレビ番組の企画・制作を主体とするほか、アミューズメントパークを経営していた。具体的には、TBS系「スポーツマンNo.1決定戦」、「サスケ」、「KUNOICHI」などの特番や、テレビ東京系「ソロモン流」、TBS系「筋肉祭」といったレギュラー番組を手がけ、「マッスルパーク」をお台場、北海道千歳などに展開し、2008年3月期には年収入高約31億5000万円を計上していた。

しかし、番組制作の受注が減少していたことに加え、2011年春頃に実施を予定していた大規模なイベントが中止になったことや、千歳マッスルパークが客足減少から2011年8月末で閉園したことで業況は大きく縮小していた。

(株)デジタルナインは、1997年(平成9年)6月設立されたイベント興行事業者。具体的には「マッスルミュージカル」と称するショーで、元体操選手などがアクロバティックなスポーツショーを行っていた。2009年3月期は年収入高約17億円を計上していた模様であるが、震災後の「マッスルミュージカル」が全て中止になったことに加え、2011年10月以降の再開のメドが立たなくなり、事業継続を断念、今回の措置となった。

負債はモンスター・ナインが債権者約104名に対し約18億600万円、デジタルナインが債権者約116名に対し約17億6000万円で、2社合計で約35億6600万円。