株式会社トリプルエー

5月7日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(株)トリプルエー<旧:(株)ベルズ>(資本金4億5930万円、さいたま市大宮区三橋1-352-1、代表小林洋子氏、従業員280名)の債権者説明会が、5月12日午後6時30分より日本青年館・中ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町7-1)において開催された。

冒頭、代表取締役の小林洋子氏よりお詫びの挨拶があり、その後申請代理人の泊昌之弁護士より申請するに至った経緯などについて説明があった。

当社は、2001年(平成13年)の設立でウエディング事業を手がけ、ゲストハウスを拡張して順調に売り上げを伸ばし、2007年から2008年にかけては株式上場も視野に入れていた。

しかし、2008年中にオープン予定であった3式場(千葉・伊勢崎・仙台)が、建築基準法の改正による建築確認の遅れなどからオープンが大幅に遅れ、予約客に対するキャンセル料をはじめとした諸費用の発生により資金繰りがひっ迫。2009年3月に表参道と小山の式場を(株)WeddingDreamer(兵庫県)へ売却し資金繰りに回すなどしていたが、最終的に5月7日支払い期限の約3億円の手形の決済資金が準備できず、今回の措置に至った。

現在、2009年5月6日設立で当社の100%子会社である(株)プレミアウエディングバンク(さいたま市)にウエディング事業を賃貸し、同社の収益を賃料名目で当社に還元して債権者への弁済原資にあてる計画である。

その後、債権者との質疑・応答に移ったが、代表小林一族による不適切な資金操作、式場をはじめ資産譲渡の不明朗さなどが債権者より指摘され、経営全般に対し批判や不満が集中。会は大きく混乱、紛糾し、散会は予定時刻の午後8時30分より大幅に遅れた。