ファーストオプション株式会社

ファーストオプション(株)(資本金4000万円、秋田市山王5-14-12、代表細川広明氏、従業員24人)は、5月25日に債権者より秋田地裁へ破産を申し立てられた。

申請代理人は近江直人弁護士(横手市大屋新町大平593-1、電話0182-33-3238)。

当社は、1990年(平成2年)10月に(株)ミリオントレーディングの商号で東京都において設立。当初は絵画やブランド品の販売を主体に行っていたが、96年に支社のある秋田市へ本店を移転し現商号へ変更。その後は米国市場における大豆、綿花、コーヒー、砂糖などの先物取引やオプション取引を受託するほか、消費者向け金融業も併営していた。

しかし、その後解約の申し出に応じなくなったほか、今年3月頃より配当金や償還金が支払われず、弁護士会や消費者センターに相談が相次ぐようになっていた。こうしたなか、5月に入って事務所を閉鎖、連絡がとれない事態となっていた。

申請代理人によると負債は推定30億円だが、今後膨らむ可能性がある。

株式会社エルエルシー

(株)エルエルシー(旧商号:ラララカード(株)、資本金3億2000万円、熊本市出仲間6-11-3、清算人大久保英二氏)は、4月20日に株主総会の決議により解散し、熊本地裁へ特別清算を申請、5月22日に同地裁より特別清算開始決定を受けた。

当社は、1979年(昭和54年)9月にスーパーマーケット経営を目的に設立され、80年代前半に(株)壽屋(現商号・(株)カリーノ)が買収し同社のグループ会社となっていた。99年2月には、壽屋のグループ会社である旧・ラララカード(株)を吸収合併し、ラララカード(株)に商号を変更、それ以降は、壽屋とグループ会社の買い物カードの発行を主業とするほか、グループ会社に対する店舗不動産賃貸及び関連会社への資金支援を手がけ、2001年2月期の年収入高は約81億円を計上していた。

しかし、2001年12月に(株)壽屋が民事再生法を申請したことで業況は急変。2002年2月以降、「壽屋」が全店舗閉鎖することになったことで当社のカード事業そのものが立ち行かなくなり、2005年同期の年収入高は約3億1100万円に減少し、近時は実質休業状態となっていた。

こうしたなか、2005年12月に壽屋の民事再生手続が終結したことで当社も清算されることとなり、2006年3月には会社分割を行い、4月には現商号へ変更していた。

負債は約230億円。