学校法人田後学園

(学)田後学園(債務超過額5億2243万6130円、町田市中町2-20-3、代表理事飛田義雄氏)は、東京地裁へ自己破産を申請し、4月19日に同地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。

破産管財人は今朝丸一〈けさまる・はじめ〉弁護士(港区虎ノ門1-26-5、電話03-3580-1021)。

当法人は、1966年(昭和41年)4月創業、85年(昭和60年)4月に法人改組。「町田経理専門学校」の経営を手がけ、一時は生徒募集を東京都、神奈川県以外にも全国的に拡げていた。93年頃には校舎を1号館から7号館まで設置して、総合ビジネス学科、ビジネス情報処理学科、国際ビジネス学科、税理士専攻学科など計6学科を有し、ピーク時の93年3月期には年収入高約23億8000万円を計上していた。

しかし、バブル期を中心に積極的な校舎設置を行った結果、借り入れ過多に陥り、金利負担が収益を圧迫していたうえ、94年頃から生徒数の減少が深刻化し業績低迷を余儀なくされ、2002年同期は年収入高約1億6000万円まで減少していた。

この間、校舎の売却や人員削減などの大幅なリストラを図っていたが、生徒数減少に歯止めがかからず、財務内容は悪化の一途をたどり、2003年2月までに町田経理専門学校の運営を停止し、校舎等の所有資産を別学校法人に売却していた。

負債は約46億円。

大和高原開発株式会社

大和高原開発(株)(資本金2000万円、奈良県奈良市大安寺西3-7-14、代表河本龍夫氏、従業員30人)は、4月21日に奈良地裁へ民事再生法を申請し、4月25日に監督命令を受けた。

申請代理人は服部弘志弁護士(東京都港区虎ノ門1-13-3、電話03-3580-0123)。監督委員は吉田大地弁護士(大阪市北区西天満1-10-8、電話06-6365-6038)。

当社は、1988年(昭和63年)12月にパチンコ店経営や建築工事などを手がける地元企業によって設立されたゴルフ場経営会社。2001年9月にゴルフ場「大和高原カントリークラブ」(奈良市柳生町、18H)をオープンさせ、法人・個人の正会員費ともに350万円(登録料120万円、保証金230万円)で募集をしていたが、バブル崩壊後に許認可を受けて建設・オープンしたこともあり、会員募集は計画通りに進まなかった。来場者数が低迷するなか、ゴルフ場建設の際に金融機関から調達した借入金が重荷となり、近時はグループ内での事業再編等を検討してきたものの金融債務返済のメドが立たず、今回の措置となった。

負債は約125億円。

株式会社ライズステージ

(株)ライズステージ(資本金1000万円、世田谷区池尻2-37-11、清算人加藤嘉利氏)は、3月13日開催の株主総会で解散を決議していたが、4月4日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

当社は、1970年(昭和45年)8月創業、71年(昭和46年)7月に法人改組。自動車小売業者の関係会社として、当初は自動車販売を手がけていたが、同部門を同社へ移譲し、当社は同社向け不動産賃貸業に転換していた。

こうしたなか、過去の九州地区での不動産投資の保証債務をめぐり、2004年に当社らが親和銀行(旧・九州銀行)より訴えられる事態に陥っていた。その後、和解が成立していたものの、負債は多額にのぼり当社については清算することとなった。

負債は推定40億円。

有限会社銀座森前

(有)銀座森前(資本金800万円、中央区銀座7-9-10、登記面=栃木県下野市仁良川1533-6、代表森前誠二氏)は、4月12日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日監督命令を受けていたことが判明した。

申請代理人は靱純也弁護士(千代田区九段北1-11-4、電話03-3263-1321)ほか4名。監督委員には村松謙一弁護士(中央区京橋3-9-8、電話03-5159-5055)が選任されている。

当社は、1998年(平成10年)4月に設立。盆栽・水石などの販売や、商業ディスプレイを手がけるほか、盆栽・水石の通販誌「WABI」の発刊や、広告・デザイン会社と共同で「和」テイストのインターネットポータルサイトも運営するなど、盆栽業界では先進的な会社として知られ、2005年7月期は年売上高約20億円を計上していた。

しかし、設備など先行投資に伴う借入金が資金繰りを圧迫し、支え切れず今回の措置となった。

負債は推定30億円であるが、変動する見込み。