株式会社JMC


(株)JMC(資本金1億円、登記面=東京都中央区八重洲2-8-7 福岡ビル、代表清算人下瀬正義氏)は、5月14日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。

当社は、1993年(平成5年)11月に産業廃棄物中間処理の運営を目的に山口県萩市で設立された。95年に稼働を開始、臭気が少なく排水のない地球環境に対応した施設として、各自治体から持ち込まれる一般家庭ゴミを中心に有機性汚泥、医療廃棄物などを扱っていた。1日当たり90トンまで焼却できる設備を増強するなど処理能力を高め、2002年3月期には年収入高約16億7000万円を計上していた。

しかし、その後は同業の施設増加や自治体の予算削減などを受けて処理量は減少し、2012年3月期の年収入高は約6億7400万円にまでダウンしていた。この間、焼却施設の設備投資が先行して借入金の金利負担、減価償却費が重荷となって収益性は振るわず、財務内容は長らく債務超過の状況が続いていた。このため、利益率の高い医療廃棄物の扱い量を増やしたり、バイオを利用した廃棄物の分解業務を開始したりしたが抜本的な収益改善には至らず、2014年11月に会社分割方式で同年6月設立された受け皿会社に事業を移管し、2018年4月に登記面本店を山口県から東京都へ移転、2019年2月に解散して整理を進めていた。

負債は推定50億円。


「出典:帝国データバンク」