コペンハーベスト株式会社


コペンハーベスト(株)(資本金880万円、大阪市東淀川区菅原2-14-17、代表牛島僚成氏)は、4月11日付で事業を停止し、事後処理を山下遼太郎弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13日土地淀屋橋ビル、弁護士法人淀屋橋・山上合同、電話06-6202-3355)ほか2名に一任、自己破産申請の準備に入った。

当社は、2018年(平成30年)5月に会社分割により設立したパン製造小売業者。分割会社である(株)CH〈旧:コペンハーベスト(株)、代表清算人長田ひろみ氏〉から事業に関する権利義務を一部承継し、手作りパンの店「Copenharvest(コペンハーベスト)」の屋号でパンの製造小売を主業とする直営店を約18店舗運営していた。食パンや菓子パン材料の仕入れ、ミキシング、発酵を本店工場で行った後、各店舗で焼成、調理パンは完成品を販売する形態で概ね自社製造で仕上げていた。また、一部の直営店ではイートインスペースを設けて、パンやパスタのセットなど軽食も提供していた。

しかし、大手資本のコーヒーチェーンやコンビニエンスストアで高品質な食パンや菓子パンが販売されるなど、競合先の台頭により売上げが伸び悩む状況は事業承継後も変わらず、販売業績は苦戦を強いられていた。このようななか、不採算店の閉鎖を進めるなど収益状況改善に努めていたものの状況は改善せず、資金繰りは悪化。3月末には多方面に支払い遅延が発生、原材料の仕入れにも支障が出るなか、当時の代表とも連絡が取りづらい状況となったことから、4月7日には全ての店舗で休業。現代表が代表に就任し、破産に向けた手続きを進めることとなった。

負債は約1億円。

なお、前述の旧会社(株)CHは2018年10月31日開催の株主総会の決議により解散し、4月5日大阪地裁より特別清算開始命令を受けている。


「出典:帝国データバンク」