株式会社白井産業


(株)白井産業(資本金4860万円、藤枝市善左衛門1471-2、登記面=島田市御請45-1、代表松本貢氏)は、11月9日に静岡地裁より再生手続き開始決定を受けた。

監督委員は山本正幸弁護士(静岡市葵区呉服町1-1-14、まどか法律事務所、電話054-255-2819)。再生債権届け出期間は12月21日までで、再生債権一般調査期間は2018年1月18日から1月29日まで。

当社は、1962年(昭和37年)12月創業、63年(昭和38年)8月に法人改組した。国内トップクラスの木材組立家具メーカーで、各種ラックを主力にキャビネット、ボード、ワゴン等を扱い、自社ブランド「シライ」「クラシオ」「ジソー」「ザック」「ミ+モア」のほか、ホームセンターなどへのOEMにも対応。約1300アイテムの豊富な商品構成として、ピークとなる98年1月期には年売上高約125億1500万円を計上していた。

しかし、消費者需要が海外などの廉価商品に大きくシフトしたことから売り上げが低下し、収益性も悪化していた。そのため、オリジナルブランドの統合やアイテム数の集約、2006年4月にはベトナムに生産子会社を設立するなどして立て直しを図っていたが、2017年1月期の年売上高は約43億6300万円に落ち込み、過年度の設備投資等により過大な金融債務の利払いが資金繰りを悪化させていた。そのような状況下、静岡中小企業支援5号投資事業有限責任組合及びルネッサンスセブン投資事業有限責任組合をスポンサーに選定し、11月6日に静岡地裁へプレパッケージ型の民事再生法の適用を申請していた。

負債は債権者約150名に対し約50億円。

なお、当社の全事業及び従業員は再生手続きの中で、2018年2月1日をメドにスポンサーが設立する新会社に承継される予定。また、金融債務と一部リース債務を除く一般の商取引債務については、通常通りの支払時期に全額の支払いを行うとしている。


「出典:帝国データバンク」