日本医薬品中国販売株式会社


日本医薬品中国販売(株)(資本金5500万円、岡山市中区浜1-15-71、代表鶴海利之氏)は、2月9日に岡山地裁へ自己破産を申請した。

申請代理人は、田口和幸弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、阿部・井窪・片山法律事務所、電話03-3273-2625)ほか2名。

当社は、1965年(昭和40年)7月創業、69年(昭和44年)8月に法人改組された医薬品の卸売業者。後発医薬品(ジェネリック医薬品)の大手メーカーの代理店として、循環器系医薬品の取り扱いを主体に事業を展開。兵庫県や四国にも販売会社を設立して営業エリアを拡大すると同時に、当社がグループ会社への供給窓口の役割を果たしてきた。国民の医療費負担が増加するなかで、ジェネリック医薬品の需要拡大が進み、2013年7月期には40億円を上回る年売上高を計上していた。

その後も需要は概ね安定していたが、同業他社との競合が厳しくなるなか、売り上げ拡大に伴う資金需要の増加や不動産投資に伴う借入金が収益を圧迫して厳しい資金運営が続いていた。このため、金融機関に対して借入金の返済条件の見直しを要請する一方で、不動産の売却や人員削減などの合理化を進めていたが資金繰りは好転せず、先行きの見通しが立たなくなったことから事業の継続を断念した。

負債は約50億円の見込み。

また、グループ会社の日医工中国販売(株)(同所、同代表)、(株)日医工神戸(神戸市東灘区住吉山手7-5-11、同代表)、(株)日医工四国(高松市松島町3-24-6、同代表)の3社も同日、岡山地裁へ自己破産を申請した。なお、当社の仕入先である日医工(株)(東証1部上場)と資本関係は一切ない。


「出典:帝国データバンク」