音代漁業株式会社


音代漁業(株)(資本金2700万円、静岡市清水区袖師町1974-39、登記面=三重県度会郡南伊勢町田曽浦3952、代表浜口正英氏ほか1名)は、2月9日に静岡地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

申請代理人は中村光央弁護士(静岡市清水区辻1-2-1、中央法律事務所、電話054-366-2203)ほか4名。監督委員には伊藤みさ子弁護士(静岡市葵区伝馬町9-10、静岡・市民法律事務所、電話054-252-9555)が選任されている。

当社は、1964年(昭和39年)6月創業、65年(昭和40年)2月に法人改組したカツオ一本釣り漁業者。日本全国で30隻に満たないカツオ一本釣り漁船4隻のほか、巻き網漁船2隻の体制で、カツオ・マグロ漁業を主力事業としていた。また、水産物加工部門として、カツオのタタキ、ロイン加工、ブロック加工、サク加工なども行っていた。その他、自社製品としてツナ缶や炊き込みごはんの素なども手がけ、2009年2月期の年売上高は約60億2000万円を計上していた。

しかし、2011年3月に発生した東日本大震災による一時的な操業休止や、過年度の船舶の建造や買収、水産加工施設の整備などで借入負担が重く、燃料費も上昇傾向を辿り、収益性は低調な推移を辿っていた。そのような状況下、2015年2月にカツオ一本釣り漁船が機械室への浸水によって沈没したため漁獲量が減少し、2016年2月期の年売上高は約50億8900万円に落ち込み、資金の繰り回しが限界に達したことから、今回の措置となった。

負債は2016年2月期末時点で約31億8100万円。

なお、債権者説明会は2月15日(水)午前10時30分より、静岡市東部勤労者福祉センター 清水テルサ テルサホール(静岡市清水区島崎町223)で開催される予定。

※代表者名の「浜」は、正しくは旧字体です。


「出典:帝国データバンク」