株式会社エストゥ<旧・東昭建設(株)>


(株)エストゥ(旧商号・東昭建設(株)、資本金7100万円、宇都宮市昭和1-7-10、旧本店所在地=矢板市扇町2-5-17、代表前田光弘氏)は、6月8日に宇都宮地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は杉田明子弁護士(宇都宮市滝谷町11-14、弁護士法人佐藤貞夫法律事務所、電話028-633-3840)。債権届け出期間は7月8日までで、財産状況報告集会期日は9月30日午後1時30分。

当社は、1948年(昭和23年)10月創業、49年(昭和24年)10月に法人改組された土木建築工事業者。大型店舗や公共工事を手がける当地屈指の地場ゼネコンの一社で、大手量販店やホテルなど数々の施工実績を残し、93年5月期の年売上高は約80億円を計上していた。

しかし、リーマン・ショックや東日本大震災の発生などで事業環境が悪化し、近年の年売上高は20億円を割り込む状況が続き、資金不足を金融債務で賄っていたことで資金繰りが徐々にひっ迫。2013年2月には主要取引銀行が当社に対する債権をオフバランスするほか、1億円を上回る不良債権の発生などもあり、近時は支払遅延も表面化していた。2015年5月期の年売上高は約18億6900万円にとどまるなか、千葉県に本社を置く大手建設会社の傘下に入ることが決定し、今年5月12日に事業を新会社である(株)東昭建設(資本金9800万円、矢板市扇町2-5-18、代表島田秀貴氏)に移管、今回の措置となった。

負債は債権者約171名に対し約55億3415万円。当初の負債額については約8億4100万円と公表されていたが、著しい金融債務の乖離があった為今回の負債額となった。


「出典:帝国データバンク」