株式会社FT商事(旧・フードセンター富田屋)


(株)FT商事(資本金1800万円、登記面=千代田区丸の内3-3-1、代表清算人大平克郎氏)は、3月25日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

申請代理人は鈴木知幸弁護士(千代田区丸の内3-3-1、東京丸の内法律事務所、電話03-3213-1081)ほか2名。

当社は、1945年(昭和20年)9月に創業、62年(昭和37年)9月に法人改組された。創業地である岐阜県内での知名度は高く、生鮮食品、野菜、惣菜などを主体に日用雑貨、菓子、缶詰などを扱うスーパーマーケットを展開。岐阜県大垣市など県南西部で積極的な店舗展開を行い、2004年8月期には年売上高約339億9000万円を計上していた。

近年は中規模店を中心に22店舗を運営していたが、県内外の大手業者の近隣への相次ぐ出店で競合が激化、集客の低迷が続き、2012年8月期の年売上高は約232億100万円に落ち込み、約9600万円の最終赤字を計上していた。

その後も業況は好転せず、出店などの設備投資に伴う借入金負担で資金繰りが悪化するなか、取引先への支払延期などで凌いでいたが、2013年9月には大手スーパーとの業務提携を解消するなど信用はさらに低下していた。大口取引先の撤退も続いたことで自力再建が困難となるなか、2015年8月に地域経済活性化支援機構による支援が決定。同年11月4日に商号を従前の(株)フードセンター富田屋から現商号に変更するとともに、2015年6月に当社より分割設立された(株)トミダヤ(岐阜県瑞穂市)に事業全般を譲渡。2016年1月4日に登記面住所を岐阜県大垣市より現所に移転するとともに、株主総会の決議で解散していた。

負債は債権者約12名に対し約49億284万6532円。


「出典:帝国データバンク」