株式会社不二屋ビルデング


(株)不二屋ビルデング(資本金1000万円、港区虎ノ門1-3-2、代表鈴木隆之氏ほか1名)は、7月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、8月11日に再生手続き開始決定を受けた。

申請代理人は田中齋治弁護士(千代田区麹町4-3-1、田中齋治法律事務所、電話03-3230-0137)ほか2名。監督委員は岩崎晃弁護士(中央区八丁堀4-1-3、岩崎法律事務所、電話03-6222-7231)。

当社は、1964年(昭和39年)11月に設立。「勧業不二屋ビル」(東京都港区、鉄筋9階建て地下1階)と「不二屋ビル」(東京都渋谷区、鉄筋5階建て)の2棟を有し、法人向けに賃貸。好立地環境を強みに、安定した業況が続いていた。

86年頃からは、同ビルなどを担保に金融機関から多額の借り入れを行い、米国の不動産投資などを行ってきたが、その後、投資資産の価値が大幅に目減りし、借入金も膨らむなど経営が悪化。債務の弁済が困難となるなか、近時、金融機関が当社に対する債権をファンドに売却、さらにファンドは同債権を大手不動産会社に転売していた。

申し立て時点の負債は、債権者約31名に対し約61億5300万円。


「出典:帝国データバンク」