濱田漁業株式会社


濱田漁業(株)(資本金5000万円、珠洲市蛸島町ナ部12、代表濱田康永氏、従業員50名)は、4月30日、金沢地裁輪島支部より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は久保雅史弁護士(金沢市大手町15-14、まこと共同法律事務所、電話076-262-5757)。

当社は1975年(昭和50年)1月に設立したまき網漁業、生鮮魚介卸売業者。珠洲地区では唯一のまき網漁業者で日本近海を主な漁場として活動、業容は県内の漁業者でトップクラスと評されていた。定置網漁も行い、石川県のみならず全国各地の港に水揚げするなどして高い収益性を誇り、91年1月期には年売上高約51億900万円を計上していた。

その後、さらに業容を図るべく、船舶建造事業や魚粉工場の買収などを行ったが、水産資源の減少や水温変動による漁場変化などから減収・減益が続き、設備投資費用や欠損補填のための借入が経営を圧迫。2013年1月期には年売上高約7億円にまでダウン、船団の縮小や経営の合理化に注力したものの、減収に歯止めがかけられないなか燃料費の高騰も重なり、資金繰りがひっ迫、支えきれず今回の措置となった。

負債は約30億円が見込まれる。


「出典:帝国データバンク」