エヌ・エス・アール株式会社


エヌ・エス・アール(株)(資本金1億円、東京都中央区八重洲1-4-18、代表清算人山本忠行氏)は、1月31日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は、大塚正和弁護士(東京都中央区日本橋兜町7-16、電話03-3249-1081)。債権届け出期間は2月28日までで、財産状況報告集会期日は4月25日午後2時。

当社は、1977年(昭和52年)5月に設立。大手金融機関系列の不動産会社などが仙台市青葉区に所有する土地の大型開発を行うことを目的として設立された経緯がある。同開発地で「錦ケ丘」の開発分譲と住宅の建売、マンション「錦ケ丘セントラルハイツ」の建設販売を手がけ、91年1月に商号を山万アーバンフロント(株)に変更した(2000年8月にはアーバンフロント(株)に商号変更)。94年にはショッピングモール「錦ケ丘センタープラザ」をオープンするなどして96年3月期には年売上高約90億4500万円を計上していた。

しかし、大規模開発に伴う借入負担は多額にのぼり、バブル崩壊後は計画通りの販売が困難となるなか資金負担が重荷となっていたうえ、2003年3月には借入金が整理回収機構へ譲渡されていた。近年においても景気の低迷から宅地販売など業績は低調に推移、2004年3月期の年売上高は約16億9000万円にとどまる一方、不動産売却損の計上から大幅な欠損計上を余儀なくされ、債務超過に陥っていた。こうしたなか、2007年6月に現商号へ変更し、2010年12月には株主総会の決議により解散していた。

負債は約1650億円。


「出典:帝国データバンク」