株式会社北海道村


(株)北海道村(資本金3600万円、小樽市銭函3-517-5、代表庄子敏昭氏)と、(株)北海道エスケープロダクツ(資本金6000万円、同所、同代表)は、2月25日付で事業を停止し、事後処理を小谷貴由弁護士(東京都港区虎ノ門1-17-1、電話03-5501-7160)に一任した。今後、自己破産を申請する予定。

(株)北海道村は、1985年(昭和60年)10月に設立。食品卸業者などを通じて全国のコンビニエンスストアやスーパーストア向けに、「バンビ」「北海道村」など自社ブランドのデザートやキャラメル、パン、生ラーメンなどの製造を手がけ、2010年9月期には年売上高約21億9600万円を計上していた。

この間、積極的なM&Aや設備投資を進め、2007年には池田製菓(株)(小樽市、菓子製造)の事業を引き継ぎ、「バンビ」ブランドの使用権を取得。2009年には(株)梅屋(旭川市、洋菓子製造)の株式を取得して子会社とした(2012年に譲渡)ほか、民事再生法の適用を申請した(株)藤六食品(旭川市)の事業を承継し、煮豆・昆布製品の製造を開始するなど事業を拡大してきた。

しかし、承継した事業に不採算事業が含まれていたほか、積極的な投資に伴う借入金の増加から収益性は悪化、財務面を圧迫し債務超過となっていた。このため金融機関に対する返済条件を変更し、リストラを進めるなどして経営の立て直しを図っていたが、業況改善は進まず資金繰りは悪化、金融機関の支援も限界となり、今回の事態となった。

(株)北海道エスケープロダクツは、1980年(昭和55年)3月に設立。道内各地の旅館・ホテル、土産物店などに営業基盤を築いてケーキやチョコレート、クッキーなどの菓子類を中心とした観光客向け土産品の販売を手がけ、2009年3月期には年売上高約29億8000万円を上げていた。

負債は(株)北海道村が約20億円、(株)北海道エスケープロダクツが約11億円で2社合計では約31億円。


「出典:帝国データバンク」