清水鋼機株式会社


12月27日に札幌地裁へ自己破産を申請した清水鋼機(株)(資本金3450万円、小樽市港町5-4、代表清水雅章氏、従業員38名)は、翌28日に破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は原敦子弁護士(札幌市中央区大通西12-4、電話011-272-6661)。債権届け出期間は2月15日までで、財産状況報告集会期日は3月25日午後1時30分。

当社は、1888年(明治21年)創業、1967年(昭和42年)9月に法人改組。鋼材や生コンを主体に機械金物、サッシ建材、鉄鋼二次製品などの建築資材の卸を手がけ、道内外の大手ゼネコンや建設業者などを得意先に営業展開を行い、97年1月期には年売上高約164億9100万円を計上していた。

創業124年の業歴を有する老舗の業者で相応の営業地盤を確立していたが、近年は公共事業の削減や設備投資の伸び悩みなどから、主力先の建設業者を取り巻く環境の厳しさが続き、同業者間の受注競争や受注単価の低迷などから業況は悪化を余儀なくされ、2012年1月期の年売上高は約65億600万円にダウンしていた。

この間、業務の多角化を図るためプラスチックの再生処理事業や食用油脂の分解などバイオ事業などにも乗り出していたが、本格的に軌道に乗らずいずれも撤退を余儀なくされていたうえ、取引先の建設業者などの倒産で不良債権が膨らんだことなどが資金繰りを圧迫していた。

今期に入ってからも主力取引先である建設業者の経営環境が厳しさを増すなかで当社の受注は回復に至らず、中小企業再生支援協議会に支援を要請、金融機関への返済条件を変更してしのいでいたが、資金繰りは改善できず、先行きの見通しも立たないことから今回の措置となった。

負債は約39億円。


「出典:帝国データバンク」