株式会社ベリーズ


3月30日に仙台地裁へ民事再生法の適用を申請し、監督・保全命令を受けていた(株)ベリーズ(資本金1000万円、仙台市若林区卸町東2-2-1、代表安達耕一氏、従業員197名)は、4月12日に仙台地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人には監督委員だった佐々木洋一弁護士(仙台市青葉区一番町1-4-20、電話022-266-1231)が選任されている。

当社は、1997年(平成9年)9月創業、98年(平成10年)6月に法人改組したオリジナル子供服小売業者。店舗名「kids shop Berry’s Berry(ベリーズベリー)」として、直営店(海外1店舗を含む)、FC店を含め合計約110店舗を全国に展開。ピーク時の2009年3月期には年売上高約43億4300万円を計上していたが、リーマン・ショックと急激な円高により多額のデリバティブ(金融派生商品)損失が発生。商品の円滑な供給に支障が生じたほか、不採算店の閉鎖によって2011年3月期の年売上高は約25億円にまで落ち込み、資金繰りに行き詰まって民事再生法による再建を選択していた。

しかし、申請直後に一部の優先債権者が当社の資産を差し押さえる事態となり、再生手続きの見通しが立たず、今回の措置となった。

なお、店舗は閉鎖するが、別企業が「kids shop Berry’s Berry(ベリーズベリー)」の事業および商標権を引き継ぐ見通し。

負債は債権者約510名(労働債権含む)に対し約37億1900万円(うち金融債務約25億300万円)。


「出典:帝国データバンク」