エーオー産業株式会社


エーオー産業(株)(資本金9100万円、箕面市船場東2-1-20、代表小倉明氏)は、2011年12月21日に大阪地裁へ自己破産を申請し、1月11日に同地裁より破産手続き開始決定を受けたことが判明した。

破産管財人は高橋英伸弁護士(大阪市北区西天満5-1-9、電話06-6365-1251)。

当社は、1940年(昭和15年)1月に繊維製品卸を目的に創業、51年(昭和26年)4月に法人改組、オグラングループを形成していた。2001年12月に小倉産業(株)からオグラン(株)、2011年9月にオグラン(株)から現商号に変更。

トランクス、エプロン、パジャマ等の繊維製品を商社経由で仕入れていたほか、関係会社への外注により自社企画製品も製造し、自社ブランド「オグラン」「ラニー」等を有していた。当社はグループの中核企業で、グループ会社の製造管理、資金調達等を担当、生産会社や流通加工部門でも分社化を図り、生産から配送まで一貫した体制を確立し、93年11月期には年売上高約109億9900万円を計上していた。

しかし、輸入製品の増加などから売上高が減少するなか、94年以降、グループ会社の合併や解散などの再編をスタート。その間、グループ会社清算に伴う損失や、(株)長崎屋(2000年2月会社更生法)、マイカルグループ(2001年9月民事再生法→同年12月会社更生法)などに対して多額の不良債権が発生。その後も主力販売先である量販店での売上低迷から、2007年11月期には約45億8500万円まで落ち込んでいた。加えて、過去の設備投資や不動産取得等から過大な借入金を抱え、資金繰りを圧迫していた。

そのため、抜本的な再建策を策定すべく、スポンサー選定に着手。2008年8月、東証1部の片倉工業(株)が全額出資したオグラジャパン(株)(大阪市中央区)に、当社および100%出資子会社のオグラン大野原(株)(香川県観音寺市)の紳士トランクスやエプロン等の企画・輸入・販売事業を譲渡する基本契約を締結し、2008年11月に事業譲渡。以降は、所有する不動産賃貸業を行う一方、資産処理を行っていた。

負債は、借入金約67億3100万円を中心に約69億3700万円。


「出典:帝国データバンク」