名阪開発株式会社


名阪開発(株)(資本金7000万円、三重県伊賀市西之沢1598、代表河井隆廣氏)は、11月28日に大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けた。

申請代理人は明尾寛弁護士(京都市中京区河原町通竹屋町上る大文字町238-1エースビル1階、電話075-211-1006)ほか。監督委員には苗村博子弁護士(大阪市北区西天満2-6-8堂島ビルヂング7階、電話06-4709-1170)が選任されている。

当社は、1974年(昭和49年)8月設立のゴルフ場運営会社。設立後、休眠期間を経て1996年7月に大阪市のゴルフ場運営企業が株を買い取り、ゴルフ場運営会社として再開させた。三重県伊賀市にある名阪ロイヤルゴルフクラブ(18ホール、6683ヤード、PAR72)の運営を手掛け、大阪や名古屋からのアクセスの良さを強みに、来場者は会員とビジターで月間3000人内外を集めていた。2007年12月期にはプレー料金をリーズナブルに設定するほか、若年層の取り込みを図ったことにより年収入高4億3500万円を計上していた。

しかし、クラブハウスの建築代金を巡って建築主との間でトラブルが発生、同施設の競売申立が行なわれる事態に発展していた。同施設の所有権喪失によってゴルフ場の営業継続を危ぶまれる状態に陥ったため、会員のプレー権確保を最優先するため民事再生法による再建を図ることとなった。なお、ゴルフ場は通常通り営業を行なっている。

負債は推定100億円。


「出典:帝国データバンク」