三洋ジーエスソフトエナジー株式会社


三洋ジーエスソフトエナジー(株)(資本金35億円、京都市南区吉祥院新田壱ノ段町5、代表清算人淡路谷隆久氏ほか1名)は、10月13日に京都地裁へ特別清算を申請、19日に特別清算開始決定を受けた。

申請代理人は茶木真理子弁護士(京都市中京区烏丸御池東入、電話075-222-0011)ほか。

当社は、1982年(昭和57年)9月の設立。旧日本電池(株)(現・(株)ジーエス・ユアサコーポレーション)から60%、三菱電機(株)から40%の出資を受けての設立であったため、当初は旧日本電池(株)から小型リチウムイオン電池の生産設備のみならず、資金面も含めて全面的な支援を受けての運営であった。 その後、2002年12月に旧日本電池が三菱電機の株式を買い取り、次いで減増資後の出資によって三洋電機(株)が51%を出資。同社の連結子会社となっていた。

主にポータブル機器用のリチウムイオン電池の開発、製造を手がけ、携帯電話やノートパソコン、ミュージックプレーヤーなどのデジタルオーディオ、デジタルカメラなどの携帯電子機器に使用される角型リチウムイオン電池・電池パックを三洋電機へ全量供給、2006年3月期には年売上高約272億9000万円を計上していた。

しかし、リーマン・ショック後の世界的な景気後退と需要減退の影響、また中国、韓国メーカーとの価格競争の激化などから、2009年3月期の年売上高は約237億2200万円へ落ち込み、採算性も悪化。親会社の経営戦略上、事業の継続は困難との判断から、2009年以降は一部事業を親会社へ事業移管し、工場を閉鎖して業容を縮小していた。

9月26日開催の株主総会で解散を決議、清算手続きを進め、今回の措置となった。

負債は債権者2名に対し約49億5800万円。


「出典:帝国データバンク」