株式会社ララ・プラン


(株)ララ・プラン(資本金4000万円、渋谷区道玄坂2-16-4、代表小松健樹氏、従業員330名)は、8月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は綾克己弁護士(千代田区内幸町1-2-2、電話03-3596-0260)。監督委員は澤野正明弁護士(千代田区丸の内2-2-2、電話03-6212-5500)が選任されている。

当社は、1982年(昭和57年)12月創業、85年(昭和60年)10月に法人改組された婦人服及び同洋品雑貨の小売業者。94年6月に、10代後半から20代前半をターゲットとした小売店「LOVE BOAT」1号店(渋谷109)を開設したのを皮切りに、小売店「LB―03」「L.D.S~LOVE DRUG STORE」など積極的に多店舗展開を推進。当初は、都内の渋谷・新宿のみの展開であったが、ブランド知名度の向上、業容の拡大に伴い、札幌、横浜、名古屋、大阪、福岡など地方都市への集中出店を進め、2009年3月時点で約100店舗を展開していた。

2003年2月期には年売上高約74億1400万円を計上し、ニューヨークの人気デザイナー、アメリカの人気歌手とのコラボレーション、メジャーリーグとのライセンス商品などが好評を博し、シブヤ系ファッションの先駆者的存在として、とりわけ若い女性層に圧倒的な支持を獲得。この間、店舗やブランドの統廃合を進めて営業基盤を確立し、2009年2月期の年売上高は約125億4300万円に伸長していた。

しかし、事業拡大に伴う先行投資から有利子負債の増大により財務体質が脆弱化。そうしたなか、2008年のリーマン・ショックの影響から金融機関の与信判断が厳格化したことで資金調達が困難となり、弁済計画を見直すとともにリストラを行っていた。その後も、ファストファッションの台頭など市場環境の悪化から売り上げが急減。今年3月に発生した東日本大震災の影響もあり売り上げ減少に歯止めがかからず、恒常的な資金不足に陥り、自主再建を断念した。

負債は2011年7月末時点で約69億8900万円。


「出典:帝国データバンク」