岩見沢都市開発株式会社


岩見沢都市開発(株)(資本金1億円、岩見沢市4条西3-1、代表清算人橋本昭夫氏)は、5月17日に札幌地裁より特別清算開始決定を受けた。

申請代理人は橋本昭夫弁護士(札幌市中央区北4条西20-1-28、電話011-631-2300)。

当社は、1986年(昭和61年)11月にJR岩見沢駅前地区の商店街の活性化、再開発を目的に設立。キーテナントに大手スーパーを迎え、ボウリング場や、飲食店が入居する「ポルタ」を建設し、88年12月に第1、第2ポルタビルをオープン。さらに91年には第3ポルタビル(分譲マンション)の分譲を開始したが、バブル経済の崩壊で不調に終わっていた。

また、郊外へ大型小売店などが出店したことから市内中心部の空洞化が進み、キーテナントであったスーパーの客足が減少。同社への賃料の引き下げを余儀なくされたうえ、当初からの借入金負担が重く、債務の返済が遅延するなど資金繰りはひっ迫し、2008年3月期の年収入高は約4億4000万円にとどまり、大幅債務超過に陥っていた。

こうしたなか、2009年3月にはビルの大半を占めていたスーパーが撤退し業績はさらに落ち込み、これに代わるテナントの誘致を行っていたが不調に終わったことから、岩見沢市議会において清算の方針を説明し、今年5月9日の株主総会で解散を決議していた。

負債は約65億円。

なお、今後は岩見沢市が同施設を買い取った上で、他社へ管理運営を委託し営業を継続する方針。


「出典:帝国データバンク」