武生商業開発株式会社


武生商業開発(株)(資本金1700万円、越前市新町7-8、代表二階堂紘平氏)は、4月26日に福井地裁へ再度の民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は、福井大海弁護士(東京都渋谷区代々木1-30-5 大木ビル3階、エクセル国際法律事務所、電話03-5308-1433)ほか。

当社は、武生市(現・越前市)の財界人らの共同出資で1980年(昭和55年)10月に設立され、88年(同63年)3月、大手量販店を核テナントに県内の小売業者らが出店するSC「シピィ」をオープンした。

周辺地の開発や増床など積極的な営業展開を行ってきたが、近年は不況による消費の低迷や周辺に大型店が相次いで出店するなど環境の変化や競争の激化から計画通りに収入が伸びず、多額の有利子負債が重荷になっていた。2009年6月に当社の全役員が辞任して新体制となり、金融機関に対し借入金返済の猶予を要請するなど善後策を模索していたが解決の見通しが立たず、同年9月28日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(負債約54億3000万円)。営業を継続し再生手続きを進めていたが、スポンサー探しの難航や運転資金の不足などから民事再生法での再建を断念、2010年2月1日に再生手続き廃止決定が確定し、シピィは同年3月20日で閉店した。

以後も、当社は営業再開に向けたスポンサー探しを続け、ようやくスポンサーのメドがたったことから、4月18日債権者に対し具体的な再建計画を提示、民事再生法の適用を再申請する意向を伝えていた。

負債は約57億円。


「出典:帝国データバンク」