株式会社ジュエリー・フオンド


(株)ジュエリー・フオンド(資本金5000万円、中央区銀座1-13-1、登記面=千代田区大手町2-1-1、代表粟野壽美子氏ほか1名、従業員92名)と、関係会社の(株)ジュエリー・ストリーム(資本金4000万円、同所、同登記面、代表粟野佳世子氏、従業員16名)は、4月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は下島正弁護士(港区新橋3-4-8、電話03-3593-3884)。

(株)ジュエリー・フオンドは、1981年(昭和56年)2月に創業、83年(昭和58年)9月に法人改組した。自社ブランド「クラシカル・カコ」(上代価格30~100万円が中心)のほか、ニューヨークブランド「アーロン・バシャ」の日本総代理店として、直営3店舗での販売のほか、ブティック、美容院、化粧品店、エステティックサロンなどと提携し、催事販売する形態で、40~60歳を対象にダイヤモンドやネックレス、ピアス、ブレスレット、イヤリングを販売。また、クレジットカード会員向けに定期的に催事販売を開催するなど20歳以上に顧客層を拡大し、ピーク時となる2001年8月期には年売上高約116億9600万円をあげていた。

しかし、米国のサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機の影響で、景気後退が鮮明となり、消費マインドの冷え込みから、2009年8月期には年売上高約38億9000万円にまで落ち込んでいた。このため、直販比率を増やすべく過去の購入者を対象にしたホテル催事やクレジットカード会員向けの催事回数を増やすなど経営改善に努めたものの、個人消費の回復が見られぬなか、販売不振に歯止めがかからず、今回の措置となった。

(株)ジュエリー・ストリームは、92年(平成4年)11月に設立。宝石・貴金属など宝飾品のリフォーム、修理、加工などのほか、付随して中古地金の売却を手がけていたが、(株)ジュエリー・フオンドに連鎖する形となった。

負債は(株)ジュエリー・フオンドが約27億3800万円(2010年8月末時点)、(株)ジュエリー・ストリームが約5億4100万円(2010年1月末時点)で、2社合計では約32億7900万円。(負債は変動している可能性あり)


「出典:帝国データバンク」