株式会社サンエイ


(株)サンエイ(資本金2400万円、高崎市棟高町1868、代表剱持恵子氏、従業員70名)は、3月25日に東京地裁へ自己破産を申請した。

申請代理人は神谷宗之介弁護士(東京都港区元赤坂1-1-7、電話03-3479-8071)ほか。

当社は、1967年(昭和42年)7月に設立。一般住宅建築および不動産売買、アパート賃貸管理業者。なかでも賃貸管理の物件は3000室を超え県内トップクラスの取扱数であった。

不動産事業を目的にスタートし、89年には建築事業に進出。その後パチンコ店「パーラーサンエイ」(2001年7月)やインターネットカフェ・漫画喫茶「ITサンエイ」(2007年7月)、日帰り温泉施設「サンエイの湯」(2008年4月)などをオープンして多角経営を押しすすめ、トリックアート美術館「伊香保システィーナ サンエイ&猿劇場」などの運営も手がけ、2008年12月期には過去最高となる約77億8300万円の年売上高を計上していた。

しかしその後、住宅需要が落ち込むなかで主力の建築事業が低迷し、アパート賃貸管理についても空室率が増加。パチンコ事業においては大型店との競合が激化したため、不採算店舗の「パーラーサンエイ高崎江木店」を2009年6月にクローズ。2009年12月期の年売上高は約56億8000万円に低下し、連続欠損により債務超過の状態となっていた。

一方、2009年6月に前代表が逝去したため親族が事業を承継、2010年後半「サンエイの湯」の運営を他社に委ねるなど事業の立て直しに着手したものの、設備投資や運転資金を目的とした借入金が負担となり資金繰りはひっ迫していた。

負債は約30億円。

なお、2011年2月に会社分割して新設した法人へパチンコ店「パーラーサンエイ」「スロットサンエイ」および「ITサンエイ」の運営を譲渡、同店舗の事業は継続中である。


「出典:帝国データバンク」