株式会社木曽御岳観光開発


(株)木曽御岳観光開発(資本金3000万円、木曽郡木曽町三岳8222-6、代表北島晃治氏)は、3月22日までに自己破産申請の準備に入っていることが判明した。

当社は、1981年(昭和56年)11月にゴルフ場の経営を目的に設立したもので、2009年4月に東京都新宿区から現所へ本店を移転していた。「御岳コース」、「駒ヶ岳コース」の2コースを持つゴルフ場「木曽御岳カントリークラブ」の経営を主力に、「木曽御岳高原ホテル」(客室93室、250人収容)も併営。中京圏などからの会員を主体に、ピーク時の年収入高は10億円を上回っていた。

しかし、近年は利用客の低迷などから業績は低迷し、2010年3月期の年収入高は約4億円へ減少。会員からの預託金返還請求問題も抱え、厳しい経営を強いられていた。こうしたなか、2010年に大口債権者が債権を譲渡。譲渡を受けた企業からの支援を受けることができなかったうえ、同社によって銀行預金が差し押さえられる事態に陥っていた。こうした状況に対し、民事再生法の適用による再建も模索したが見通しが立たず、2010年12月28日付で「今後の資金繰りのメドが立たず、事業の継続を断念した」とする告示書を施設に掲示し、事業を停止していた。

なお、事後処理は小林弘明弁護士(東京都中央区銀座5-9-17、電話03-5537-2888)に一任している。

負債は約178億円。


「出典:帝国データバンク」