株式会社金子商事


株式会社金子商事(資本金1億円、島原市有明町大三東戊125-1、代表清算人藤井達哉氏、従業員10名)は、1月17日長崎地裁より特別清算開始決定を受けた。

当社は、1947年(昭和22年)5月創業、68年(昭和43年)8月に法人改組した養豚、養鶏向け飼料卸業者。協同飼料(株)の長崎地区特約店として、農産地である島原半島を中心に長崎県と佐賀県の一部をエリアとして、地域上位クラスの畜産業者を得意先に営業基盤を有していた。

しかし、拡大路線の失敗や不良債権の発生により経営状態は悪化、92年3月には主力仕入先である協同飼料からの出資、役員派遣を受け、事業を配合飼料卸に特化して再建に取り組んでいた。業績面でも2009年3月期は年売上高約34億3800万円、当期純利益約3477万円と本業では黒字を確保できるまでに改善していた。

その後も事業再構築、グループ再編を進めるなかで、関係会社清算などによる貸付金処理もあり2010年3月期は年売上高約27億9000万円、当期純損失約14億円を計上し、同年9月22日開催の株主総会の決議により解散、清算を進めていた。

事業および従業員は協同飼料(株)の子会社である北九州協同飼料販売(株)長崎支店が引き継ぎ、営業を継続していたが、同社との間で事業譲渡契約が成立する見通しとなったことから今回の措置となった。

負債は約43億3600万円の見込み。


「出典:帝国データバンク」