株式会社シーエーエム


(株)シーエーエム(旧商号:(株)シスコ・アセット・マネージメント(資本金1億円、千代田区内神田1-18-11、代表平山貴雄氏)は、11月26日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は小野聡弁護士(千代田区神田小川町1-1、電話03-3518-4591)ほか3名。なお、12月10日に三村藤明弁護士(港区虎ノ門4-3-13、電話03-6721-3111)が監督委員に選任されている。

当社は、2001年(平成13年)7月に設立し、不動産投資や資産運用に関わる各種事業を手がけていた。東京、金沢、福岡、名古屋などに営業拠点を開設し、不動産証券化などの手法を用いて、従来は大手のディベロッパーやゼネコンが主体であった大規模開発プロジェクトに、個人投資家や中小事業者が共同して開発に参画できるような資金スキーム、利益配分スキームを提案、実行していた。

京都・名古屋・東京での不動産流動化事業が進み、プロジェクトの売却が進んだ2007年3月期には、年収入高約101億7500万円を計上していたが、サブプライムローン問題以降の国内不動産市況の急激な悪化で不動産流動化事業が急速に縮小し、プロジェクトの中断なども重なり、2010年3月期は年収入高約20億円に落ち込んでいた。さらに、2009年6月以降、所有不動産に複数の差押えが設定されるなど信用不安が表面化。その後も新たなプロジェクトには着手できず、今年10月1日に本店を京都市から旧・東京営業所であった現在地に移転し、11月1日付けで現商号に変更したうえで、今回の措置となった。

負債は保証債務約40億円を含めて約142億円。


「出典:帝国データバンク」