株式会社トリアス


(株)トリアス(資本金7500万円、田村市船引町東部台4-281、代表秋田佳一氏、従業員100名)は、12月14日に福島地裁郡山支部へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は小林信明弁護士(東京都千代田区麹町一丁目6-9、小林総合法律事務所、電話03-3238-8515)ほか1名。

当社は、1914年(大正3年)4月に創業、56年(昭和31年)に法人改組。当初は蒲生工業(株)の商号で当地区上位規模の総合建設会社であったが、その後2006年3月31日をもって田村エリアでトップクラスの(株)秋田組と対等合併し、当社が存続会社となって商号を秋田蒲生工業(株)に変更した。また、2008年10月1日には会津若松市の酒井建設工業(株)と新分野への参入を柱に掲げて合併し、それぞれの営業エリアを越えた広域合併となった。土木、建築の本業を強化するとともに、農業、新エネルギーなどの新分野を開拓して成長を目指すとして注目され、この合併を機にギリシャ語で三位一体を意味する現商号へと商号変更、本社は田村市船引町の旧・秋田蒲生工業(株)本社に置いた。営業拠点としては新たに郡山支社、会津本社(旧酒井建設工業本社)、福島支社、高田支店を新設。さらに、沖縄支店に続いて2009年5月には東京支社も開設し、2010年5月期には年売上高約50億5100万円を計上していた。

しかし、入札チャンスの増加や事業規模の拡大などの成果が認められる一方で、積算や情報収集能力不足、民間企業への営業力不足などの反省点も露呈していた。このため官公庁OBを採用するなどの対策を講じていたほか、2009年12月にはISO14001認証取得するなど、競争力をつけてきていたが、収益性の低い受注を強いられるなかで決済難に陥り、資金繰りのメドが立たないことから今回の措置となった。

負債は2010年5月期時点で約34億3700万円。


「出典:帝国データバンク」