石本紙工株式会社


石本紙工(株)(資本金7300万円、東大阪市新喜多1-1-34、登記面=大阪市東成区大今里南1-19-10、代表石本由起子氏、従業員91名)は、8月18日に大阪地裁へ自己破産申請を申請した。

申請代理人は宮崎裕二弁護士(大阪市北区西天満2-6-8 堂ビル、電話06-6363-1678)。

当社は、1965年(昭和40年)6月創業、69年(昭和44年)1月に法人改組した商業印刷業者。チラシ、カタログ、パンフレット、会社案内などを対象とするオフセット印刷を主体に、一部製本加工等も手掛け、八尾工場での自社印刷を基本として適宜外注を利用(30%)。企画から製版、印刷・製本、物流までを一貫して手掛け、東京にも拠点を開設するなど地元の有力メーカーや大手印刷業者約200社を得意先として、2005年8月期には年売上高約42億5000万円を計上していた。

2007年には一層の設備拡充と受注拡大を視野に、八尾工場の移転を目的として兵庫県丹波市氷上町に約1万7000㎡の工場用地を購入して、工事に着手した。ところが、サブプライムローン問題を契機とした世界同時不況を背景に、突如同工事は中断。以降、正式に同工場の建設断念を決定し、建設業者に対する違約金の支払を含め、関係者との協議を進めてきた。この間には再建計画を策定し、取引銀行からはリファイナンスやリスケによる支援を得て立て直しを目指してきたものの、景気悪化の影響で2009年8月期は年売上高約34億5100万円に対し7億円超の最終赤字を計上。財務内容が債務超過に転落するなか資金繰りが好転せず、ついに先行きの見通し難に陥った。

負債は約40億円。


「出典:帝国データバンク」