株式会社モリヤ


(株)モリヤ(資本金9900万円、仙台市宮城野区扇町2-3-28、代表守谷定夫氏、従業員150名)は、7月30日に仙台地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は岩渕健彦弁護士(仙台市青葉区一番町2-10-26、電話022-227-6167)ほか3名。監督委員には吉田幸彦弁護士(仙台市青葉区一番町2-5-22、電話022-267-5036)が選任されている。

当社は、1977年(昭和52年)8月に設立された前身のスーパー経営を引き継ぐかたちで89年(平成元年)7月に設立されたスーパーマーケット経営業者。「フレッシュフードモリヤ」「スーパービッグ」「パワーズ」の名称で仙台市内に生鮮三品を中心とした食料品スーパーのチェーンを展開。2004年3月から地元中小スーパーとの共同仕入れ事業を立ち上げて同業他社の囲い込みを進め、2007年12月には新潟県下の同業者を傘下に入れたほか、新規出店も加速させ、2008年6月期には年売上高約204億7200万円を計上していた。

しかし、近年は仙台圏における大手スーパーストアチェーン店の進出が相次ぎ、競争が熾烈化、安売り攻勢でしのいだものの、既存店舗の業績は悪化していた。このため、新規出店を積極的に行い、2009年6月期の年売上高は約212億7100万円にまで増加していたが、出店攻勢にともなう設備投資負担が重荷となるなど、無理な売り上げ拡大策から資金繰りはひっ迫。資金調達も限界となり、先行きの支払い見通しが立たずに自主再建を断念した。

負債は債権者約440名に対し約100億円。


「出典:帝国データバンク」