ラディアホールディングス・プレミア株式会社


ラディアホールディングス・プレミア(株)(資本金3800万円、港区六本木6-10-1、代表清算人今井和男弁護士〈港区西新橋1-7-13、電話03-3591-3281〉)は、4月30日に株主総会の決議により解散していたが、5月21日に東京地裁から特別清算の開始決定を受けた。

当社は、1974年(昭和49年)5月に設立された中間持ち株会社。ビルメンテナンス業を目的に京都市内で設立され、後に人材派遣業に進出。90年(平成2年)6月に(株)クリスタルに商号変更していた。グループにいくつもの人材派遣会社を抱え、2005年3月期には年収入高約187億200万円を計上して業界最大手を誇っていた。

しかし、2006年2月にクリスタルグループが大阪国税局からの税務調査を受け、2004年3月期までの3年間で約17億8000万円の申告漏れを指摘されたことや、2006年10月には子会社が偽装請負により厚生労働省から業務停止命令を受けるなど、コンプライアンス上の問題点も抱えていた。その後、同年11月にグッドウィル・グループ(株)(現・ラディアホールディングス(株))が当社の発行済み株式の約67%を取得、同社の傘下に入り、2007年5月に(株)クリスタルから(株)グッドウィル・プレミアに商号変更し、本店を京都市から現住所に移転していた。

そうしたなか、2007年6月にグッドウィル・グループの主要会社で介護業界大手の(株)コムスンが介護保険法違反で厚生労働省から業務改善勧告を受け、2008年1月には同グループ中核の(株)グッドウィルが労働者派遣法違反で厚生労働省から業務停止命令を受けるなど、同グループ全体のコンプライアンス意識の欠如が社会問題となっていた。2008年10月には(株)グッドウィル・プレミアから現商号に変更し、再建を図っていたが、2009年9月にラディアホールディングス(株)が事業再生ADRの適用を申請。同年12月に同社保有の当社株は、担保権の行使により同社の連結対象から外れていた。

負債は2009年6月期末時点で約73億5300万円。


「出典:帝国データバンク」