エル・ケイ産業株式会社


エル・ケイ産業(株)(資本金3000万円、静岡市清水区真砂町4-24、登記面=静岡市清水区辻1-9-7、代表大石博志氏、従業員30名)と、関連会社の(有)ピーサクセス(資本金3000万円、同所、同代表)、(株)ジーエル(資本金1000万円、同所、同代表)の3社は、1月21日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令および監督命令を受けた。

申請代理人は影山光太郎弁護士(東京都中央区銀座2-6-4竹中銀座ビル6階、影山法律特許事務所、電話03-3564-0811)ほか3名。監督委員には戸崎透弁護士(東京都中央区日本橋小伝馬町14-5メローナ日本橋703、電話03-3669-8261)が選任されている。

エル・ケイ産業(株)は、1984年(昭和59年)12月の設立。旧商号でもある「ラッキー会館」を店名としたパチンコホールの経営を行い、89年には愛知県豊川市内に「ラスベガス」を出店、ピークと見られる2005年3月期には年売上高約58億円を計上していた。また、この間、愛知県豊橋市内への出店(のちに分社化)や、新たな別会社での新規出店などを行ってグループ規模を拡大し、グループの中核企業としての役割も担っていた。

しかし、近年は全国区の大手業者や地元業者などとの競争が激化して集客力が低下していたうえ、いわゆる5号機問題の影響も追い打ちをかけ事業規模縮小を余儀なくされていた。このため、2008年にはグループ全体の再建を目的に“1社1店舗”体制を打ち出してグループを4社から8社へ再編、当社も「ラスベガス豊川店」を分社化して1店舗経営に縮小したものの、折からの景気低迷で抜本的な改善は困難と判断、自力再建を断念し今回の措置となった。

(有)ピーサクセスは、1996年(平成8年)9月の設立。エル・ケイ産業グループの店舗網拡大を目的に発足し、「ラスベガス」店名下、清水店、静岡店、武豊店(愛知県武豊町)のほか、千葉県八街市には「ピーサクセス」を出店、パチンコホールとパチスロ専門店の経営を行い、2004年4月期には年売上高約135億円を計上していた。

(株)ジーエルは、1995年(平成7年)11月の設立。グループ拡大を目的に発足し、愛知県豊橋市内の同業他社店舗を引き継ぎ、「ラッキー会館」大橋通店として運営、2004年にスロット専門店へ全面改装し店舗名も「ラスベガス」大橋通店に改称、2005年3月期には年売上高約23億円を計上していた。

負債は3社合計で30億円超に達する見込みだが流動的。


「出典:帝国データバンク」