大旺管財株式会社


大旺管財(株)(資本金8000万円、高知市駅前町5-5、登記面=東京都品川区東大井5-26-8、代表清算人尾崎憲祐氏など2名)は、11月27日に東京地裁へ特別清算を申請し、12月1日に開始決定を受けた。

申請代理人は、藤原総一郎弁護士(東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-5223-7729)など4名。

当社は、1952年(昭和27年)9月に高知港湾(株)の商号で設立された土木工事業者。73年12月に大旺建設(株)に商号変更。官公庁工事を主体に、高知県を中心に全国の土木工事を受注し、2001年3月には会社更生法を申請した多田建設(株)(東京都江東区)を100%出資子会社とすることに決定、同年6月期の年売上高は約575億2900万円を計上していた。

しかし、粗雑工事などで高知県から指名停止処分を受けるなどで売上高は低迷。さらに子会社に対する多額の貸付金や保証債務を抱えていた上、多田建設(株)との経営統合が進まない中、2005年7月には当社との合併に反対する従業員が同社の2度目の会社更生法を申請するに至り、当社グループから離脱していた。

2006年7月には、メーンバンクから役員の派遣と金融支援を得た再建計画を発表。2007年7月には会社分割を行い、事業を新会社の大旺建設(株)(現:大旺新洋(株))へ移管した上で遊休資産と金融負債の多くを残し、当社は現商号に変更していた。整理回収機構の策定した企業再生スキームにより策定された再生計画書に基づき保有資産の売却を進め、当初は2010年3月をメドに特別清算を申し立てる予定であったが、計画の95%を上回る進捗状況を受け、今年10月31日に株主総会の決議により解散するとともに、登記面住所を高知市から現住所に移していた。

負債は、債権者17名に対し、約78億2700万円。


「出典:帝国データバンク」