株式会社入船荘


(株)入船荘(資本金1000万円、嬉野市嬉野町岩屋川内甲333、登記面=嬉野市嬉野町下宿乙2330、代表小芦重昭氏、従業員25名)は、11月18日に佐賀地裁武雄支部へ民事再生法の適用を申請していたことが判明した。

申請代理人は牟田清敬弁護士(佐賀市中の小路7-21、電話0952-22-4489)ほか1名。

当社は、1954年(昭和29年)4月に温泉旅館の経営を目的に創業、59年(昭和34年)2月に法人改組した。97年4月には約35億円をかけて2店舗目のホテル「華翠苑」をオープン、ピーク時には10億円を上回る年収入高を計上していた。

しかし、景気低迷で嬉野地区の集客力が低下したうえ、ホテル「華翠苑」の投資が負担となっていた。このため、2003年5月に入船荘を売却したが借入金の圧縮は思うように進まず、業況も伸び悩み、2009年8月期の年収入高は約2億4000万円にまで落ち込んだ。最近も景気悪化で団体客の利用が減少、先行きの業況回復が見込めないことから今回の措置となった。

現在、ホテル売却を含めて再生計画案の策定を進めているといわれる。なお、2003年に売却した入船荘は(有)ホテルマネジメント(嬉野市)が営業しており、当社と全く関係はない。

負債は約33億6000万円が見込まれる。


「出典:帝国データバンク」