株式会社サンワホーム


11月18日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(株)サンワホーム(資本金1億9625万円、中巨摩郡昭和町西条33-1、代表遠藤和彦氏)は、11月20日に再生手続き開始決定を受けた。

監督委員は笹浪恒弘弁護士(千代田区丸の内2-4-1、卓照綜合法律事務所、電話03-3214-5551)。

当社は1923年(大正12年)6月創業、88年(昭和63年)3月に設立した木造建築工事業者。檜を基礎素材とした高級個人住宅を主体に手がけ、「百年耐久の住まい」をキャッチフレーズに、東北、関東、信越、北陸、東海地区などに支店やモデルハウスをオープンし、県外へも積極的に進出を図ってきた。ピーク時には250億円を上回る売り上げを計上し、有名タレントなどを起用したテレビCMなどの広告宣伝を積極的に展開、売上拡大を図ってきた。

しかし、長引く不況により受注環境が悪化するなか、大手ハウスメーカーとの競合などから、2007年10月期の年売上高は146億4400万円まで減少。さらに2008年10月期は91億8800万円まで激減し、赤字決算に転落していた。この間、県外支店、モデルハウスの統廃合や撤退により経営合理化を進めてきたが、資金繰りは急速に悪化。経営再建を図るため、取引先の支援や借入金の返済緩和がなされてきたが、来期以降も計画通りの受注を確保できる見通しが立たず、自主再建を断念、今回の措置となった。

負債は債権者約550名に対し、約40億円(うち金融債務27億円)。


「出典:帝国データバンク」