ニシマツコーポレーション株式会社


ニシマツコーポレーション(株)(旧商号=西松建設(株)、資本金9600万円、大阪市住吉区我孫子東2-1-6、登記面=大阪市中央区南船場2-7-16同光ビル内、代表大西康之氏、従業員65名)は、10月2日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

申請代理人は中嶋勝規弁護士(大阪市中央区北浜1-1-21第二中井ビル3階、アクト大阪法律事務所、電話06-6228-6961)ほか4名。監督委員には田仲美穗弁護士(大阪市北区西天満4-4-18梅ヶ枝中央ビル5階、電話06-6366-4731)が選任されている。

当社は、1970年(昭和45年)7月に設立した戸建住宅建売業者。一般戸建住宅を中心に、一部マンション用地の宅地造成や企画販売などにも手がけるグループで、2009年9月5日に西松建設(株)から現商号へ変更した。大阪市南部から和歌山県にかけての南大阪地域を主力に、奈良県や兵庫県にも進出を果し、地元では「西松の家」ブランドなどで高い知名度を獲得するなど、98年12月期には年売上高約101億600万円を計上していた。

しかし以降は、新興業者との価格競争や改正建築基準法の施行等の影響から市況は低迷し、2007年12月期の年売上高は約52億8400万円にまでダウン。またこの間には、用地取得などの開発資金で金融債務が100億円規模で高止まりするなど、脆弱な財務内容の改善が課題となっていた。

このため、戸建住宅部門に事業領域を集中させる一方、開発用不動産の売却により大胆な借入金の削減などのリストラ策を講じてきたが、代表が兼務する関連企業の(株)大久(ダイキュウ)木材(建材卸、同所)が、2009年3月末に民事再生法を申請。当社を含めたグループの信用力が急激に低下するなか、7月には債権者から破産手続きを申し立てられため、以降協議を続けてきたが、事業再生を目指して今回の措置を選択した。

負債は約40億円の見込み。

なお、10月7日午後1時よりエル大阪・南ホール(大阪市中央区)で債権者説明会を開催する予定。


「出典:帝国データバンク」